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注文住宅のコストダウンのコツ10選!予算オーバーしたときの減額調整

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予算オーバーしちゃった!どうしよう!

注文住宅の計画中、予算オーバーしたときは減額調整をするのが一般的ですが、何を削ればいいのか悩みますね。

今回は、注文住宅のコストダウンのコツ10選をご紹介します。

目次

注文住宅のコストダウンのコツ10選!予算オーバーしたときの減額調整

予算オーバーしたときの注文住宅のコストダウンの方法10選をご紹介します。

  1. 延床面積を減らす
  2. 建物・屋根の形をシンプルにする
  3. 窓や建具を減らす
  4. 和室を作らない
  5. 施主支給する
  6. 水まわりをまとめる
  7. 門扉やフェンスを設けない
  8. バルコニーを大きくしない、作らない
  9. パントリーを作る
  10. 間仕切りを減らす

ひとつずつ、ご紹介します。

延床面積を減らす

延床面積とは、すべての階層の床面積を合計したものです。

延床面積×坪単価=建築費用なので、まず延床面積を減らすことがコストダウンに繋がります。

建物・屋根の形をシンプルにする

平面形状は四角形、断面形状は総二階(1・2階とも同じ床面積)、ゆるい片流れが建物のかたちの基本です。

同じ面積の場合は平屋と2階建てだと、2階建ての方がコストは安くなります

また、建物の形も正方形になればなるほど、コストを抑えることができます。

建物の形が複雑な形になると凹凸が増え、外壁の長さが増えるので、面積が大きくなり、コストがかかってしまうのです。

建物が総二階(1・2階とも同じ床面積)だと凹凸がほとんどないので、コストが安くなります

我が家も、総二階です。

総二階のメリットとデメリットは以下のとおりです。

総二階のメリット・デメリット

総二階のメリット

  • シンプルな形なので、コストダウンに繋がる
  • 耐震性・耐久性が高い
  • 断熱性・気密性が高い

総二階のデメリット

  • シンプルなデザインになる
  • 形の悪い土地には不向きである
  • 1階を広くすると2階も広くなる

屋根の形状は複雑にすればするほどコストアップし、メンテナンス費用も高くなります。

屋根は片流れ屋根切妻屋根を選べば、コストを抑えることができます。

我が家は、切妻屋根です。

片流れ屋根と切妻屋根の特徴は以下のとおりです。

片流れ屋根
  • モダンで個性的な印象
  • 太陽光パネルの設置に適している
  • 換気の工夫が必要
  • 設置費用も安く、ローコスト
  • メンテナンス費用が安い
切妻屋根
  • 和・洋風どちらにも合う
  • デザイン性は高くない
  • 多くの住宅で採用されている一般的な屋根
  • 雨水の侵入を防ぐ施工方法が優れている
  • シンプルでトラブルが少ない
  • ローコスト
  • メンテナンス費用が安い

外壁材や屋根材のグレードを下げることは控えましょう。将来のメンテナンスにも関わります。

窓や建具を減らす

窓の数を減らす、あるいはサイズを小さくすることもコストダウンに繋がります。

西日の当たる窓を減らしたり北側の窓は換気用として小さくしたりすると、冷房費の削減になり、プライバシーが確保できます。

お風呂場、脱衣所、トイレの窓は使っていないという人が多いようです。

本当に必要かどうか考えましょう。

建具も同様で、数を減らすとコストダウンできます。

パントリーの出入口や、ウォークインクローゼットの出入口の建具などを減らすことを検討してみましょう。

我が家も窓と建具を減らしました。

和室を作らない

和室は、一般的に洋室よりもコストがかかります。

また、畳や障子やふすまなどはメンテナンス費用が必要です。

和室はいらなかったという意見も多いです。

特にこだわりがなければ和室を作らないことも検討したいですね。

どうしても畳にこだわりがある場合は、畳コーナーなどを作ることをおすすめします。

我が家は、和室を作りませんでした

施主支給する

施主支給すれば、ハウスメーカーを経由するよりは安価になります。

施主支給の代表的なものは以下のとおりです。

  • 照明
  • カーテン
  • IHクッキングヒーター
  • タオルバー
  • トイレットペーパーホルダー
  • 玄関フック
  • マグネットクロス
  • 機能門柱
  • ポスト
  • 表札
  • ミラーボックス
  • タイル

施主支給できるかどうか、ハウスメーカーや工務店に確認しましょう。

新築時のカーテンはリビングや寝室など必要最小限だけ購入し、すぐに使わない子ども部屋のカーテンなどは必要になったときに購入しましょう。

施主支給については、以下の記事にまとめていますのでご覧ください。

水まわりをまとめる

トイレを1階と2階それぞれに設ける住宅も少なくありませんが、水まわりが分散していると、どうしても配水管が複雑になり、工賃が高くなってしまいます。

特別な事情がない限り、水まわりはワンフロアに集中させたほうがコストを抑えられます。

門扉やフェンスを設けない

外構は門扉やフェンスにかかる費用が多くを占めます。

門扉やフェンスを設けなければ、大幅にコストダウンできます。

バルコニーを大きくしない、作らない

バルコニーを必要以上に大きくすると、掃除などのメンテナンスや排水管の詰まりなどによる雨漏りのなどが発生するリスクがあります。

バルコニーを小さくする、もしくはバルコニーが必要かどうか検討してみましょう。

布団を干す目的であれば、物干しバーなどにすればコストをカットできます。

バルコニーがなければメンテナンスコストも不要で、見た目もスッキリします。

我が家は、バルコニーを設置しませんでした

パントリーを作る

システムキッチンは吊り戸棚を省いて設置することができます。

吊り戸棚は、将来あまり使わなくなる可能性が高いです。

収納が足りなければ、オープンな棚やパントリーを作った方が既製品より安くなる場合があります。

パントリーの扉をなしにすれば、さらにコストダウンに繋がります。

パントリーについては、以下の記事にまとめていますのでご覧ください▼

間仕切りを減らす

間仕切りを減らすということは部屋数を少なくするということです。

部屋数を少なくすることによってドア、壁材、クロスなどのコストを抑えることができます

必要以上に部屋を作るのは避け、パーテーションなどで仕切り、ライフスタイルによって部屋の間仕切りを減らしていく方法もあります。

小さいお子さんがいる方で子供部屋を検討されている場合は、個室はしばらくは必要ないので、将来間仕切りできるようにしておきたいですね。

注文住宅のコストダウンのコツ10選!予算オーバーしたときの減額調整 まとめ

今回は、注文住宅のコストダウンのコツ10選!予算オーバーしたときの減額調整についてご紹介しました。

予算オーバーになったときのコストダウンの方法はたくさんありますね。

建物の重要な部分は削ることなく、上手に減額調整しましょう。

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この記事を書いた人

汚部屋出身の整理収納アドバイザー。
3人の子どもを育てている母です。

快適な家づくりや簡単にできる収納・掃除、暮らしを豊かにするアイデアをご紹介します。

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