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建物の配置計画ってどうやってするの?
建物、駐車場、庭のうち、駐車場と庭の配置が決まらなければ建物の配置も決められません。
狭い敷地では、駐車場は道路と接する場所に配置するのが原則です。
庭は建物に光や風を呼び込む場所なので、どのくらいの広さを確保するかを決めなければなりません。
今回は、駐車場、庭、建物の配置計画についてご紹介します。
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駐車場の配置
駐車場スペースを計画するときには「駐車は後退、発車は前進」を基本に考え、車の周囲の幅と安全を十分確保しましょう。
駐車スペースには、人が出入りできるスペースや荷物を出し入れするスペースがなければなりません。
車の長さ+450~600mm、車の幅+750~900mmのスペースが目安です。
中型車のサイズを長さ4,500mm×幅1,750mmとすると直角駐車は5,000mm×2,500mm、縦列駐車は2,500mm×7,000mmのスペースが必要です。
- 玄関ポーチにぶつからないように、ポーチの位置も想定しておく
- 玄関ドアをふさいでしまうので、玄関の真横には配置しない
- 道路側にドアがはみ出さない
- 眺望を台無しにするのでリビング前には配置しない
- 歩くスペースを確認する
- 壁を一部開いておく
- 建物を切り欠くのは最終手段。
庭の配置
方角に関わらず、余白が広く取れる場所に配置します。
北側に道路がある場合は、庭は敷地の南側に配置します。
我が家も南側にお庭をつくりました。
建物の配置
道路が南側にある場合は、建物は北側に寄せて配置します。リビングをふさがないように直角駐車します。
道路が北側にある場合でも、建物は北側に寄せて配置します。道路側に縦列駐車します。
道路が東西側にある場合は、道路側を開けて、道路から遠い位置に建物を配置します。西日に注意しましょう。
隣の家からどれだけ離すのか
建物を配置するときは、隣の家からどのくらい離せばいいのでしょうか。
50cm離す
民法で定められている隣の家との最小距離は50cmです。
かに歩きでなければ歩行困難です。各種メーターは取り付けることができますが、工事用の足場がギリギリ組める寸法です。
75cm離す
普通に歩ける幅です。採光窓を設けるには厳しいですが、換気窓や室外機を設置できます。
100cm離す
自転車を押しながら歩ける幅です。薄型の物置やヒートポンプ式給湯器、プロパンガスも設置できます。
我が家も100cm離しました!
150cm離す
玄関までのアプローチを設けられます。1階の窓を採光用として使用できます。
家の中の配置は表側から決める
南側で日が入る場所、庭に面して景色のよい場所など建物の表側に「リビング」「ダイニング」を割り振りましょう。
表側の配置が決まれば、裏側が決まります。
裏側には、トイレ、洗面室、浴室などの水まわりの設備を配置しましょう。
水まわりに付随する給湯器、桝類、各種メーター類なども裏側に設置すると、外観がすっきりします。
給湯器やエアコン室外機、メーター、枡などが家の正面にこないようにしました。
2階のリビング
周りを建物に取り囲まれた都市部の狭い敷地では、隣の家との距離を離せないことも多いです。
そのような敷地では、1階は日当たりが悪く、リビングが暗くなりがちなので、2階にリビングを配置することもあります。
- 日当たり・明るさ
- 耐震
- プライバシー・防犯
- 床・壁・天井に木を張れる
- リビング前で庭いじりができない
- 上下運動がつらい
注文住宅の建物の配置計画。まずは、駐車場と庭から決めましょう!まとめ
いかがでしたか?今回は、駐車場、庭、建物の配置計画についてご紹介しました。ご参考になれば幸いです。
土地探しについては、以下の記事をご覧ください。
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