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注文住宅の失敗しないリビング・ダイニング・キッチンの広さは?

こんにちは!コロナ禍とウッドショックの中、マイホーム計画中のゆっかです。

注文住宅の間取りの中で、重視したいのはLDKですよね。

せっかくの注文住宅なので、なるべく広いLDKにしたいのですが、敷地は限られているので、本当に悩みますね。

今回は、注文住宅の失敗しないリビング・ダイニング・キッチンの広さについてご紹介します。

本記事の内容
  • リビング、ダイニング、キッチンに必要なスペースが知りたい。
  • 最低限必要なLDKの広さは?
  • 適度なLDKの広さは?
  • 余裕のあるLDKの広さは?
目次

ダイニングの広さ

まず、どのくらいの大きさのダイニングテーブルが必要かを考えましょう。

ダイニングテーブルの大きさの目安は以下のとおりです。

  • 丸テーブル:900mm×900~1,200mm
  • 4人掛けテーブル:1,200~1,500cm×750mm
  • 6人掛けテーブル:1,800~2,100mm×750~900mm

食事のために必要な広さは、一人あたり600mm×800mmです。

ダイニングテーブルの周りの人の動きも考えておきましょう。

  • 座っている人の後ろを通るためには、テーブルから1,200mmのスペースが必要
  • 座っている人の後ろをすり抜けるためには、テーブルから900mmのスペースが必要
  • 隣の席との間隔は600mmは必要
  • 椅子を引くのに750mmのスペースが必要

ダイニングテーブルの周りに適当なスペースをとれない場合は、壁を出すこともあります。

少し大きめの800×1,800mm程度のダイニングテーブルの場合、最低でも(1,820+455mm)×1,820mmのスペースがあればギリギリ椅子の後ろを通ることができます

我が家は、6人掛けテーブルかなぁ。

リビングの広さ

リビングにはソファーやテレビ、テーブルを配置する方が多いですね。

ソファのサイズは以下のとおりです。

  • 1人掛けソファ:幅900mm×900mm
  • 2人掛けソファ:幅1,600~1,800mm×900mm(約3.5畳以上は必要)
  • 3人掛けソファ:幅2,000~2,400mm×900mm(約4畳以上は必要)
  • L型ソファ:幅2,000mm以上のコーナー型(約10畳以上は必要)

人が通れる600mm以上の通路も確保しましょう。

テレビは大きさによって、疲れず、かつ綺麗な画質で見られる最適な視聴距離の目安が決まっています。

理想的な視聴距離とお部屋の広さは、以下のとおりです。

サイズ画面の高さ視聴距離部屋の広さ
40V型約50cm約1.5m6~8畳
46V型約57cm約1.7m8~12畳
52V型約65cm約1.9m12畳以上
60V型約75cm約2.2m12畳以上
出典:SHARP株式会社公式HP

最近人気がある壁掛けテレビについては以下の記事に詳しく書いていますので、ぜひチェックしてみてください。

リビングのテーブルの大きさは様々ですが、リモコンやパソコン、書類を置いたりと最も散らかりやすい場所です。

散らかりにくいリビングにするためのチェックポイントは以下のとおりです。

  • 大きなテーブルを置かない
  • ソファの横に小さなテーブルを置く
  • 近くにローチェストを置く
  • 小さなテーブルやローチェストを置くため、リビングの広さを確保する
  • テレビとソファの位置は直角

キッチンの広さ

夢のマイホーム、広くて使いやすいキッチンに憧れますよね。

今住んでいる賃貸マンションのキッチンは幅が1,800mmしかなく、作業効率が悪いです。

小さなカウンターキッチンなのですが、通路幅は800mmで、キッチン内には一人しか入ることができません。

キッチン設備の配列だけは完璧なので、新居にも取り入れたいと思っています。

キッチン設備の配列はこんなかんじです。

  1. 食材を取り出す(冷蔵庫)
  2. 洗う(シンク)
  3. 切る、刻む(作業台)
  4. 鍋に入れる(コンロ)

キッチンの設備は、料理がスムーズにできる配列にしましょう。

冷蔵庫は手前に置くと、家族みんながストレスなく開けることができます。

キッチンの注意点
  • 幅は2100mm、2400mm、2550mmが一般的
  • 奥行きは最低900mm
  • キッチンの通路幅は750~900m必要
  • アイランドキッチンの場合は、両側に通路が必要

食器や食材を収納する棚を設置する場合、3,640mm×(1,820mm+455mm)のスペースが必要です。

システムキッチンについては、以下の記事に詳しく書いていますので、ご覧ください。

和室の必要性

皆さまが和室に求めるものはありますか?

  • きちんとした場所(応接、法事、慶事、正月)
  • 団欒の場所(茶の間、こたつ)
  • 横になる場所(昼寝、赤ちゃんや子どもの部屋)

和室をリビングの隣に配置すれば、リビングとつなげて広く使うことも可能です。

和室は来客のときは隠せるようにしておくと安心です。

収納つきの小上がりにして、そこに腰掛けるスタイルもいいですね。

和室を配置する場合に考えておくことは以下のとおりです。

和室の注意点
  • どうやって入るか(玄関から、リビングから)
  • 段差はつけるか(バリアフリー、小上がり、など)
  • 畳のメンテナンスが必要

今住んでいる賃貸マンションにはリビング繋がりの和室がありますが、子ども3人が赤ちゃんの頃は和室で過ごすことが多かったです。

赤ちゃんや小さな子どもがいるご家庭は、和室があると重宝すると思います。

マイホームが完成する頃には、末っ子が3歳になるので、和室を配置しない予定です。

どうしても必要になったら、フローリングに置くだけの置き畳を購入しようと思っています。

LDKの最低限必要な広さ、適度な広さ、余裕のある広さは?

LDKはなるべく間仕切り(壁)をなくすことで開放感が高まります(水まわり、寝室、収納は間仕切りが必要)。

LDKのかたちは、主に2つあります。

  • I型タイプのLDK
  • L型タイプのLDK

それぞれの広さについて見ていきます。

I型タイプのLDK

まず、I型タイプのLDKの広さについてご紹介します。

  • 最低限必要な広さ:12畳
  • 適度な広さ:16畳
  • 余裕のある広さ:18畳

詳しくご説明します。

最低限必要な広さ:12畳

  • 幅120cmのダイニングテーブルが置ける
  • 2人掛けのソファーが置ける
  • テレビまでの距離は2.2m程度

適度な広さ:16畳

  • 幅150cmのダイニングテーブルが置ける
  • 3人掛けのソファーが置ける
  • テレビまでの距離は3m程度

余裕のある広さ:18畳

  • 幅180cmのダイニングテーブルが置ける
  • 大きめのソファーやピアノが置ける
  • テレビまでの距離は3m程度
  • ホームパーティーができる

L型タイプのLDK

次に、L型タイプのLDKの広さについてご紹介します。

  • 最低限必要な広さ:13.5畳
  • 適度な広さ:18畳
  • 余裕のある広さ:20畳

詳しくご説明します。

最低限必要な広さ:13.5畳

  • 幅120cmのダイニングテーブルが置ける
  • 2人掛けのソファーが置ける
  • テレビまでの距離は2.2m程度

I型よりも1.5畳多く必要です。

適度な広さ:18畳

  • 幅150cmのダイニングテーブルが置ける
  • 3人掛けのソファーが置ける
  • テレビまでの距離は3m程度

I型よりも2畳多く必要です。

余裕のある広さ:20畳

  • 幅180cmのダイニングテーブルが置ける
  • 大きめのソファーやピアノが置ける
  • テレビまでの距離は3m程度
  • 大人数集まって圧迫感が出ない

I型よりも2畳多く必要です。

我が家はL型のLDKで広さは18.8畳です。

LDKにリビング階段

最近増えている間取りの一つが、リビングの中に階段を設置するリビング階段です。

ダイニングとリビングの間に階段を挟むと、空間の領域がはっきりします。

リビング階段を採用できるのは、断熱・気密設計がしっかりしている住宅に限ります。

階段については、以下の記事にまとめていますのでご覧ください。

我が家もリビング階段を採用します。

LDKの収納

LDKは散らかりやすい空間なので、収納スペースがあると便利です。

LDKの収納については、以下の記事をご覧ください。

注文住宅の失敗しないリビング・ダイニング・キッチンの広さは?まとめ

いかがでしたか?今回は、注文住宅の失敗しないリビング・ダイニング・キッチンの広さについてご紹介しました。

家づくりの中でもとても重要なLDKについて、じっくり検討してみてくださいね。

LDKを広く見せる方法は、以下の記事に書いていますのでご覧ください。

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この記事を書いた人

汚部屋出身の整理収納アドバイザー。
3人の子どもを育てている母です。

快適な家づくりや簡単にできる収納・掃除、暮らしを豊かにするアイデアをご紹介します。

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