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キッチンの向きや形、寸法、広さは何畳?身長に合う高さを選ぼう!

キッチンを選ぶときに、何を重視しますか?

調理のしやすさ、掃除のしやすさ、収納の豊富さ、コスト、デザイン・インテリア性など、選ぶポイントはたくさんあって悩んでしまいますね。

今回は、キッチンを選ぶポイントをご紹介します。

本記事の内容
  • キッチンの寸法・広さ
  • キッチンの高さ
  • キッチンの種類
  • キッチンの収納

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目次

キッチンの広さや寸法

キッチンに必要な広さはキッチンのレイアウトによって違いますが、標準的には4.5畳程度あれば良いと言われています。

一般的なシステムキッチンの規格サイズは、2,100mm、2,400mm、2,550mmが多く、1,650mm~3,000mm以上の間口の取扱いのあるメーカーもあります。 コンロの標準サイズの幅は、日本国内では600mm、750mmが標準規格とされており、シンクの標準サイズは700mm~800mmで設定されています。

出典:サンワカンパニー
  • システムキッチン:2,100mm、2,400mm、2,550mmが多い
  • コンロ:600mm、750mmが標準
  • シンク:700~800mmが標準

我が家は、コンロ600mm、シンク750mmのシステムキッチン2,550mmを採用予定です。

食器や食材を収納する棚を設置する場合、3,640mm×(1,820mm+455mm)のスペースが必要です。

システムキッチンの基本

システムキッチンには、レンジフード、加熱機器、フロアキャビネット、ワークトップ、食器洗い乾燥機、シンク、水栓金具・浄水器、ウォールキャビネットなどのパーツがあります。

レンジフード

レンジフードは、ファンの掃除が楽にできるものが人気です。

我が家は、レンジフードをグレードアップしました。

加熱機器

加熱機器はガスコンロ、IHヒーターがあります。

我が家は、IHヒーターを採用しました。

フロアキャビネット

フロアキャビネットは使う場所の近くですぐ取り出せる組み合わせが便利です。

オーダーメイドでゴミ箱スペースを作ることも可能です。

ゴミ箱スペースに必要なスペース:幅800mm×奥行500mm×高さ600mm程度

キッチンまわりから出るゴミは、燃えるごみから燃えないゴミなどを合わせるとタタミ半畳分の量になると言われています。

ゴミの収集日まで保管するためのゴミ箱スペースが必要です。

キッチンから直接出入りできる勝手口があれば、ゴミ箱をそばへ置いておけるので便利です。

カウンターの下パントリーにゴミ箱スペースを設置することも検討しましょう。

我が家は、カウンター下は諦めて、パントリーにゴミ箱スペースを設けました

パントリーについては、以下の記事をご覧ください。

ワークトップ

ワークトップはセラミックトップ、人造大理石、ステンレスなどの種類があります。

我が家は、人造大理石のワークトップを採用しました。

ワークトップに十分な空きスペースがあると作業効率が上がります。

理想的なワークトップの空きスペース
  • シンクの横:300mm
  • 調理スペース:600mm
  • コンロ横:300mm

食器洗い乾燥機

食器洗い乾燥機は食器をセットしてボタンを押すだけで、洗いも乾燥もお任せ。

高い水温と強い水圧で汚れを落としてくれます。

手洗いで手荒れしてしまう人にもおすすめです。

深型食洗機を採用しました。重宝しています。

食洗機があれば、水切りラックはなくていいと思われがちですが、実際はちょっとした洗い物はいちいち食洗機に入れずに手洗いします。

そこでおすすめしたいのは、ジョージ・ジェンセンの大判ティータオルです。

Instagramでも人気のティータオルで、吸水性抜群です。

ジョージ・ジェンセンがあれば、水切りラックは不要

シンク

シンクはハイブリッドクォーツシンク、人造大理石、ステンレスなどの種類があります。

水栓金具・浄水器

水栓金具は効率が良く、節約もできるハンズフリー水栓が人気です。

小さい子どもがいるご家庭は浄水器付きが便利です。

我が家は、リクシルのナビッシュA10を採用しました。

ウォールキャビネット

よく使うものを使いやすく収納できるポケットが付いているもの便利です。

使いやすいキッチン

使いやすいキッチンのポイントをご紹介します。

ワークトライアングル

シンク・コンロ・冷蔵庫の距離は合計3,600~6,600mmが目安です。

  • シンクからコンロ:1,200~1,800mm
  • コンロから冷蔵庫:1,200~2,700mm
  • 冷蔵庫からシンク:1,200~2,100mm

作業スペース・通路スペースの広さ

作業スペース・通路スペースは900mm前後あると作業しやすいです。

  • 1人で調理する場合:900mm前後
  • 2人で調理する場合:1,200mm前後

ワークトップの高さ

ワークトップの高さで作業のしやすさが変わります。

高すぎても低すぎても腰に負担がかかります。

作業しやすい高さ:身長(cm)÷2+5cm
160cmの場合:160cm÷2+5cm=85cm

私は159cmですが、90cmにしました。ショールームで見ておくことをおすすめします。

調理スペース

調理スペースの広さは、600~900mmあれば調理しやすいです。

まな板を置いて、食材や調味料、道具が置けるスペースがあると、ワークトップの手前でゆったり作業できます。

私が今住んでいる賃貸マンションの調理スペースの広さは600mm未満なので、効率が悪いです。

シンクやコンロの位置、奥行き

冷蔵庫→シンク→調理スペース→コンロなど、作業しやすい動線をイメージしましょう。

  • 右側シンク(コンロ、調理スペース、シンク)
  • 左側シンク(シンク、調理スペース、コンロ)

奥行きは600mmや650mmなどがあります。

キッチンの向き

キッチンは、午前中の日当たりが良い東側にあるのがよいとされています。

対面キッチンの場合は、目の前が窓であれば気分が良くなって作業がはかどりそうですね。

キッチン本体の収納

キッチン本体の収納は、ウォールユニット、上段引き出し、シンク下の引き出し、調理スペースの下の収納、加熱機器の下の収納、下段の引き出しなどがあります。

ウォールユニット

ときどき使う軽いものやストック品を収納します。

例:乾物、保存容器、保存パックなど

上段引き出し

調理器具などの小物を収納します。

例:おたま、フライ返し、木べら、はさみ、ピーラー、菜箸、計量スプーン、おろし金、すり鉢、泡立て器、計量器

シンク下の収納

シンクや調理スペースで使う道具を収納します。

例:ボウル、ざる、まな板、包丁、バット、ラップ

調理スペースの下の収納

調理スペースやコンロで使う調味料や食材を収納します。

例:ボウル、ざる、まな板、包丁、バット、ラップ、調味料

加熱機器の下の収納

加熱機器で使う道具を収納します。

例えば、フライパン、鍋、調味料などです。

下段の引き出し

ときどき使う重い物やストック品を収納します。

例:圧力鍋、土鍋、卓上コンロ、ボンベ、ホットプレート、ペットボトル、缶詰、瓶詰

キッチン壁面収納

キッチン壁面収納はキッチンクローゼット、システム収納、カウンター、カップボードなどのフロアキャビネットなどがありますが、収納したいものによって選びましょう。

  • 食器・カラトリー
  • 乾物・保存食・調味料ストック
  • 飲料・酒類・調味料ボトル
  • 頻繫に使う調理家電
  • ときどき使う調理家電・大型の鍋
  • お盆・保存容器・菓子器など
  • ごみ袋・ビニール袋などストック品
  • ゴミ箱

我が家では、壁面収納はカウンター、キッチンの裏に2畳のパントリーを設けます。

棚を何段か並べた造作棚を作ってもらうことも検討しています。

キッチンまわりの収納、パントリーについては以下の記事をご覧ください。

キッチンのスタイル

キッチンのスタイルは壁付け型、造作壁対面キッチン、オープン対面キッチンがあります。

壁付け型

キッチンを壁に付けて設置するタイプ。シンプルなI型のほか、L型、U型、Ⅱ列型があります。

造作壁対面キッチン

壁付型のキッチンと造作壁を組み合わせた対面キッチン。吊戸棚も設置可能。

オープン対面キッチン(ペニンシュラレイアウト・アイランドレイアウト)

ワークトップが広いタイプやパーテーションタイプのペニンシュラレイアウト、四方をオープンにしたアイランドレイアウトがあります。

子どもの様子を見ながら食事の支度ができる、ついでにテレビが見られる、一人でキッチンにいるのは寂しいなどの理由から、アイランドキッチンが広く好まれています。

アイランドキッチンは周囲の壁がないので、収納スペースが少なくなります。背面収納を十分に設けましょう。

またオープン対面なので、おきっぱなしの洗い物、調味料、洗剤や調理器具などが溜まり、散らかっているのが丸見えになってしまいます。

さらに、調理中に油が跳ねることも考えておきましょう。

使うときだけ出して使うコンパクトなレンジガードも販売されています。

キッチンの向きや形、寸法、広さは何畳?身長に合う高さを選ぼう!まとめ

いかがでしたか?今回は、キッチンを選ぶポイントをご紹介しました。

システムキッチンの機能だけでなく、収納力も重要ですね。

自分に合うシステムキッチンを選びましょう。

採用してよかったキッチンのこだわりを以下の記事にまとめていますので、ぜひご覧ください。

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この記事を書いた人

汚部屋出身の整理収納アドバイザー。
3人の子どもを育てている母です。

快適な家づくりや簡単にできる収納・掃除、暮らしを豊かにするアイデアをご紹介します。

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