
住宅ローンの流れを知りたい。



金利について知りたい。
家づくりと並行して、住宅ローンの審査の準備を進めていきます。
住宅ローンを借りるためには審査がありますが、具体的にどうすればいいのか分からない方は多いです。
我が家も住宅ローンを組むときの流れや金利についても全く分からない状態でした。
今回は、同じように悩んでいる方のために住宅ローンの流れやポイント、固定金利と変動金利、返済比率についてご紹介します。
住宅ローンの流れ


住宅ローンを組む場合の、大まかな流れとポイントを押さえて、スムーズに進めましょう。
事前審査には見積もり書が必要です。
本審査では契約書と建築確認が必要です。
住宅ローンの返済ができなくなった場合に、住宅ローンの対象となる建物・土地を担保にするための契約です。
マイホーム建築の流れについては、以下の記事をご覧ください。


返済比率について
返済比率(返済負担率)は「税込年収」に対する年間返済額(元金+利息)の割合です。
返済比率は、住宅ローンの審査で金融機関がチェックする収入基準の一つです。
返済比率が基準を超えると返済負担が重くなって支払いが滞るリスク高まるため、融資が受けられなくなったり、借入額を減らされたりします。
住宅ローンを組むときは、金利を下げたり、借入期間を長くするという選択肢もあるので、確実な返済計画を立てていきましょう。
金融機関では借入条件(融資条件)として、下記のような返済比率の上限を設定しています。
年収 | 返済比率 |
---|---|
300万円以下 | 25%以内 |
300万円超400万円以下 | 30%以内 |
400万円超700万円以下 | 35%以内 |
700万円超 | 40%以内 |
お金の不安を解消するために、ライフプランシミュレーションをしておきましょう。
ライフプランシミュレーションについては、以下の記事にまとめています。


固定金利と変動金利
住宅ローンの金利タイプは固定金利と変動金利があります。
利用している住宅ローンの金利タイプは、固定金利も変動金利もほぼ同数です。
固定金利と変動金利、それぞれの特徴をご説明します。
ローンを借り入れたときから、決められた期間において金利を固定できるローンです。
- 金利が固定されているので安心感がある
- 返済額が変わらないので収支計画が立てやすい
- 変動金利より金利が高めである
- 低金利の場合は変動金利より返済額が多くなる
固定金利期間選択型…3年、5年、10年など固定金利期間を選びます。
全期間固定金利型…全期間固定金利です。
返済途中に定期的に(半年ごとに)金利が見直されるタイプのローンです。一般的には5年ごとに返済額の変更が行われます。
金利の見直し後の返済額は、前回の125%までしか上がりませんが、125%を超えていた場合、その残りは次の更新のときに繰り越しされます。
- 固定金利よりも金利が低めである
- 金利が上がらなければ、低金利のままである
- 金利が上がるリスクがある
- 金利が上がると返済額が上がる
繰り上げ返済について
繰り上げ返済とは、毎月の返済とは別に、借入額の一部または全額を返済することです。
繰り上げ返済によって、ローンの返済期間を少なくしたり、利息の負担を少なくすることが可能です。
繰り上げ返済の方法は期間短縮型、返済額軽減型があります。
毎月の返済額は変わらず、返済期間が短縮されます。
ローン返済をなるべく早く終わらせたい場合に選びます。
返済期間は変わらず、毎月の返済額を引き下げる返済方法です。
利息軽減効果は期間短縮型の方が大きいです。
住宅ローンの流れとポイント。固定金利と変動金利、返済比率についてまとめ
今回は、住宅ローンの流れやポイント、固定金利と変動金利、返済比率についてご紹介しました。
安定した生活を送りながら、無理なく返済できるローン計画をすることが重要です。
それぞれのご家庭でいくらまでなら住宅ローンを組めるかを正確に把握しましょう。
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マイホーム建築の流れについては、以下の記事に書いていますのでご覧ください。


見積書と契約書のチェックポイントは、以下の記事にまとめています。

